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仕事を頑張りすぎて疲れた人へ|「まだ頑張れる」と「休みたい」の間で考えたいこと

「疲れたな」

と思う。

でも、そのすぐあとに、

「いや、まだ頑張れる」

と思う。

今日は早く帰りたい。

でも、

「このくらいで弱音を吐くのもな」

とパソコンを閉じられない。

休みたい。

でも、

「みんなも頑張ってるし」

と思ってしまう。

本当は少ししんどいのに、

自分の中にいるもう一人が、

ずっと、

「もう少しだけ」

と言ってくる。

こういう状態って、

限界まで頑張っているわけではないからこそ、

休むタイミングが分かりにくいんですよね。

動けないほどではない。

でも、元気でもない。

その間にいると、

「休むほどじゃない」

という理由で、

疲れたまま走り続けてしまうことがあります。

目次

「まだ頑張れる」は、休まなくていいという意味ではない

仕事が本当にできなくなるくらい疲れていたら、

「休まないとまずい」

と分かりやすいかもしれません。

でも、多くの場合、

疲れていても仕事はできます。

朝起きられる。

会社にも行ける。

頼まれた仕事もできる。

メールも返せる。

だから、

「まだ大丈夫」

と思います。

でも、

できることと、無理をしていないことは同じではありません。

たとえば、

スマホの充電が20%でも、

まだ使えます。

動画も見られるし、

連絡もできます。

だからといって、

充電しなくていいわけではありません。

人も少し似ていると思います。

動ける。

働ける。

笑える。

だから、

まだ休まなくていい。

ではなくて、

動けているうちに休む方が、本当は楽です。

真面目な人ほど「休む理由」を探してしまう

仕事を頑張り続ける人には、

休むことそのものより、

「休んでいい理由があるか」

を気にする人が多いように感じます。

熱がある。

体調が悪い。

家族の事情がある。

そういう、

誰が聞いても納得できる理由があれば休める。

でも、

「なんとなく疲れた」

「今日は少ししんどい」

くらいだと、

自分で自分に許可を出せない。

「それくらいみんなある」

「社会人なら普通」

「もっと大変な人もいる」

と、自分を説得してしまう。

でも、

疲れって、

他人との比較で決めるものではありません。

誰かが自分より大変だからといって、

自分の疲れがなくなるわけではないからです。

「休みたい」と思うこと自体が、一つの情報です

「最近、休みたいな」

と思う回数が増えているなら、

その気持ちは、

無視しなくてもいいと思います。

もちろん、

一度「疲れた」と思っただけで、

すぐに何か大きな問題があるという話ではありません。

仕事をしていれば、

疲れる日はあります。

でも、

何日も、

「休みたい」

「何もしたくない」

「仕事のことを考えたくない」

と思っているのに、

毎回、

「まだ頑張れるから」

で消しているなら、

一度立ち止まってもいい。

疲れているかどうかを、

「まだ働けるか」だけで判断しない。

これが大切だと思います。

頑張れる人ほど、限界を越えてから気づきやすい

普段から、

「無理です」

と言える人は、

意外と早めに調整できます。

でも、

責任感が強い人ほど、

「自分がやらなきゃ」

と考えます。

仕事を頼まれたら引き受ける。

忙しくても、

「大丈夫です」

と言う。

予定が詰まっていても、

もう一つ仕事を入れる。

そして、

全部できてしまう。

できてしまうから、

周りからも、

「この人なら大丈夫」

と思われる。

さらに仕事が集まる。

本人も、

「まだできているから大丈夫」

と思う。

この循環が続くと、

休むタイミングがどんどん後ろになります。

だから、

頑張れる人ほど、

「できなくなる前に休む」

という考え方を持っておいた方がいいと思います。

私も「もう少しだけ」で仕事を増やしていました

私自身も、

仕事が多かった時期、

「今日だけ」

「今週だけ」

「これが終わるまで」

と思いながら仕事をしていたことがあります。

でも、

不思議なことに、

一つ終わると、

また次の仕事が来ます。

「これが終わったら休もう」

と思っていたはずなのに、

休む前に次が始まる。

気づけば、

休む予定だけが、

ずっと先送りになっていました。

仕事って、

全部終わってから休もうとすると、

なかなか休めません。

会社にいる限り、

次の仕事は出てきます。

だから、

仕事がなくなったら休むのではなく、仕事があっても休む

という考え方が必要なんだと思うようになりました。

「今日やらなくても困らないこと」を一つ減らす

疲れているときに、

急に一週間休むのは難しい人もいると思います。

だから、

まずは小さく減らします。

今日予定している仕事を見て、

一つだけ考えてみてください。

「これは、本当に今日やらないと困るだろうか」

今日じゃなくてもいい資料。

明日返しても問題ない連絡。

誰かにお願いできる仕事。

完成度を少し下げても困らない作業。

真面目な人ほど、

全部を、

「今日やるべき仕事」

にしてしまいます。

でも、

仕事には、

今日やらないといけないものと、

今日やれたらいいものがあります。

この二つを分けるだけでも、

少し余白ができます。

休むことを「何もしない時間」だと思わなくていい

休むことに罪悪感がある人は、

休んでいる時間を、

「何もしていない時間」

として見ています。

仕事をしている。

成果を出している。

勉強している。

家事をしている。

こういう時間には価値がある。

でも、

横になっている。

ぼーっとしている。

昼寝をしている。

何も考えず動画を見ている。

そういう時間には、

価値がないように感じる。

だから、

休んでいると不安になる。

でも、

休むことには、

回復する

という役割があります。

翌日、

少し頭が回るようになる。

イライラしにくくなる。

人に優しくできる。

判断を間違えにくくなる。

また仕事ができる。

休息も、

次に動くために必要な時間です。

だから、

休む日は、

「今日は何もしなかった」

ではなく、

「今日は回復した」

くらいに考えてもいいと思います。

「もっと頑張れるか」ではなく「このペースを続けられるか」

自分の疲れを判断するとき、

私は、

「まだ頑張れるか」

よりも、

「この働き方をあと三か月続けられるか」

と考える方がいいと思っています。

今日だけなら頑張れる。

今週だけなら頑張れる。

残業も、

睡眠不足も、

休日の仕事も、

短期間なら耐えられることがあります。

でも、

それをずっと続けられるか。

そう考えると、

見え方が変わります。

「今日できる」

ではなく、

「続けられる」

を基準にする。

働くことは、

短距離走ではありません。

だから、

毎日100%を出し続けるより、

長く動けるペースをつくる方が大切です。

今日一つだけ、「やらないこと」を決める

頑張りすぎている人は、

「明日から何をしよう」

と考えがちです。

もっと効率よくする。

もっと早く寝る。

もっと運動する。

もっとストレスを発散する。

でも、

疲れているときに、

さらにやることを増やさなくてもいいと思います。

今日は、

何をやらないか

を一つ決めてみてください。

仕事のメールを家では見ない。

今日じゃなくていい仕事を明日に回す。

残業を一時間減らす。

帰宅後は勉強しない。

予定を一つ断る。

小さくて大丈夫です。

疲れているときに必要なのは、

自分をもっと上手に動かす方法ではなく、

動かさない時間をつくること

かもしれません。

休むのは、限界になった人だけではない

「まだ頑張れるのに休むのは甘えかな」

と思う人もいると思います。

でも、

休むのは、

動けなくなった人だけがするものではありません。

動けなくならないためにも休みます。

限界になってから休むより、

限界になる前に休む。

その方が、

仕事にも戻りやすい。

何より、

自分が楽です。

今、

「もう少し頑張れる」

と思っているなら、

その言葉の後ろに、

もう一つ付けてみてください。

「でも、今日は少し休んでもいい」

頑張れることと、

休んでいいことは、

同時に成立します。

疲れたと感じているなら、

その感覚を、

無理に打ち消さなくていいと思います。

今日は、

いつもより少し早く仕事を終える。

一つだけ予定を減らす。

家に帰ったら仕事を考えない。

そんな小さな休み方からで十分です。

ずっと走り続けなくても、

また動きたくなったときに、

起きればいいんです。


次に読むなら

もし、

休んでいる時間にも、

「こんなことしていていいのかな」「もっと頑張らないと」

と罪悪感が出てきてしまうなら、

次は、

「休んでいるのに、罪悪感が消えない人へ」

を読んでみてください。

休むことと怠けることを分けて考えるための記事です。

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