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仕事の失敗を引きずる人へ|何日も思い出してしまう理由と立ち直り方

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仕事の失敗を引きずる人へ|何日も思い出してしまう理由と立ち直り方

仕事で失敗した日の夜。

家に帰って、ご飯を食べて、お風呂にも入った。

もう仕事は終わっているはずなのに、

頭の中だけは、まだ会社にいる。

「あのとき、なんであんなことを言ったんだろう」

「もっと早く確認しておけばよかった」

「上司、かなり怒ってたな」

「周りの人にも聞かれてたよな」

何度考えても、もう起きたことは変わらない。

それは分かっているのに、気づくとまた同じ場面を思い出している。

仕事の失敗を引きずっているときって、

失敗そのものよりも、

頭の中で何度も失敗し直している時間の方がつらかったりします。

反省しているつもりが、自分を責め続けていることがある

仕事で失敗したら、反省することは必要です。

「何が原因だったのか」

「次はどうすれば防げるのか」

ここを考えること自体は、悪いことではありません。

でも、途中から少しずつ内容が変わっていくことがあります。

最初は、

「確認が足りなかった」

だったはずなのに、

いつの間にか、

「自分は注意力がない」

「仕事ができない」

「こんな簡単なこともできない自分はダメだ」

となっていく。

これ、似ているようで全然違います。

反省は、出来事について考えること。

自責は、自分そのものを否定すること。

仕事で失敗したときに必要なのは前者です。

後者までやる必要はありません。

なぜ、失敗した場面を何度も思い出してしまうのか

嫌だった出来事を頭の中で繰り返し考え続けてしまうことを、心理学では「反芻」と呼ぶことがあります。

本人としては、

「ちゃんと反省しなきゃ」

「もう同じ失敗をしないように考えなきゃ」

と思っていることもあります。

だから、考える。

でも、途中から、

「あのとき上司はどう思ったんだろう」

「周りから仕事ができないと思われたかもしれない」

「次に会ったとき気まずいな」

となっていく。

ここまで来ると、考え続けても答えはほとんど出ません。

それでも頭の中では、

まだ終わっていない問題のように扱われる。

だから、また思い出す。

そして思い出すたびに、そのとき感じた恥ずかしさや怖さまで戻ってくる。

これが、

「もう終わったことなのに、頭から離れない」

という状態につながることがあります。

私も、失敗した日は頭の中で何度もやり直していました

私自身も、仕事でミスをした日に、

「あそこをこうしていれば」

「先に確認していれば」

と、帰り道に何度も考えたことがあります。

一度考えて終わればいいのですが、

家に帰ってからも続きます。

ご飯を食べていても思い出す。

お風呂に入っていても思い出す。

布団に入ると、今度は、

「明日どういう顔で会社に行こう」

と考え始める。

夜になるほど、

昼間より大きな失敗だったように感じることもありました。

でも翌日、会社に行ってみると、

意外と周りは普通だったりします。

昨日の失敗をずっと引きずっているのは自分だけで、

会社ではもう次の仕事が始まっている。

そこで、

「自分だけが昨日に残っていたんだな」

と思ったことがあります。

「みんなもずっと覚えている」は、本当だろうか

仕事でミスをすると、

「周りにも見られていた」

「仕事ができないと思われたかもしれない」

と気になります。

自分の中では大事件なので、

周りの人にとっても大事件のように感じてしまいます。

でも、少しだけ考えてみてください。

あなたが家で、

「あの失敗、みんな覚えているだろうな」

と考えている時間。

同僚は夕飯のことを考えているかもしれない。

上司は別の案件で頭がいっぱいかもしれない。

もちろん、大きなミスなら対応が必要なこともあります。

周囲が気にしていることだってあります。

ただ、

自分が感じている恥ずかしさの大きさと、周囲がその出来事について考えている時間の長さは、同じとは限りません。

失敗した自分は、その出来事を何十回も再生しています。

でも周囲の人は、一度見て、そのまま次の仕事へ進んでいるかもしれない。

ここは分けて考えていいところです。

今夜は「自分はダメだった」ではなく、2つだけ書いてみる

仕事の失敗を引きずっている夜におすすめしたいのは、

長い反省会ではありません。

スマホのメモでも、紙でも大丈夫です。

書くのは2つだけ。

「何が起きたか」

そして、

「次に何を変えるか」

たとえば、

「資料の数字を十分に確認せず提出してしまった」

のであれば、

次に変えることは、

「提出前に数字だけもう一度確認する」

でもいい。

「分からないところを聞かずに進めてミスをした」

なら、

「次は30分迷ったら相談する」

でもいい。

ここに、

「自分は注意力がない」

「仕事ができない」

「社会人としてダメだ」

は書かなくていいんです。

なぜなら、

それは次の仕事を良くするための改善策ではないからです。

起きたことを一つ。

次に変えることを一つ。

そこまで決めたら、

今日の反省は終了にしてもいいと思います。

失敗を忘れなくてもいい。でも、家まで持って帰り続けなくていい

「気にしないようにしよう」

と言われても、

気になるものは気になります。

だから、

無理に忘れようとしなくてもいいと思います。

失敗した事実を、なかったことにする必要もありません。

反省だって必要です。

ただ、

その失敗を材料にして、

自分そのものを責め続ける必要はありません。

今日の仕事で転んだ。

それだけです。

今日転んだことと、これからもずっと仕事ができないことは、同じではありません。

明日会社に行けば、

また別の仕事が始まります。

今日の失敗から一つだけ持っていくなら、

「次はこうする」

だけで十分です。

それ以外は、

今日は会社に置いて帰ってもいいと思います。

次に読むなら

もし今、

「今回の失敗だけじゃなく、そもそも自分は仕事ができないんじゃないか」

というところまで考えてしまっているなら、

次は、

「自分は仕事ができない」と思った日に読む記事

へつなげます。

今回の記事では「失敗を引きずる状態」から少し抜けるところまで。

次の記事では、一つの失敗と、自分自身の能力や価値をどう切り離して考えるかを扱います。

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