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今の会社に居続けていいか迷う人へ|辞める・残るを決める前に考えたいこと

「辞めたい」とまでは思っていない。

会社に行けないほどつらいわけでもない。

給料も出るし、人間関係も最悪ではない。

でも、ふとしたときに、

「このままずっとここにいていいのかな」

と思う。

同年代の転職報告を見る。

友人が新しい仕事に挑戦している。

SNSで、

「20代のうちに動いた方がいい」

みたいな投稿を見る。

すると急に、

自分だけが同じ場所に止まっているような気がする。

でも、

いざ転職サイトを開くと、

「そこまで今の会社が嫌なわけでもないしな」

と思って閉じる。

辞める理由も弱い。

でも、

残る理由も、なんとなくしかない。

こういう状態って、

意外と苦しいんですよね。

目次

「辞めたい」と「このままでいいのかな」は少し違う

会社について悩み始めると、

すぐに、

「転職するか、しないか」

の二択で考えてしまいます。

でも、

「この会社に居続けていいのかな」

という気持ちは、

必ずしも、

「今すぐ辞めたい」

という意味ではありません。

もしかすると、

仕事に慣れて刺激が減ってきたのかもしれない。

自分が成長している実感が薄くなっているのかもしれない。

周りと比べて焦っているだけかもしれない。

最近、仕事が忙しくて疲れているだけかもしれない。

あるいは本当に、

今の会社では自分が望む働き方ができないと感じ始めているのかもしれません。

全部、

表面上は、

「このままでいいのかな」

という同じ言葉になります。

だから、

すぐに答えを出すより、

まず「何に引っかかっているのか」を分けた方がいい

と思っています。

転職したいのか、それとも今の状態を変えたいのか

一度、

自分に聞いてみてほしいことがあります。

「会社を変えたいのか。それとも、今の状態を変えたいのか。」

この二つは、

似ていますが違います。

たとえば、

「残業が多すぎてしんどい」

のであれば、

部署異動や業務量の調整で改善する可能性があります。

「今の上司と合わない」

のであれば、

会社そのものではなく、

今の配属の問題かもしれません。

「もっと成長したい」

のであれば、

社内で新しい仕事に挑戦できる可能性もあります。

一方で、

会社の価値観そのものが合わない。

どこへ異動しても働き方が変わらない。

やりたい仕事が会社の事業に存在しない。

望むキャリアを実現できる可能性がほとんどない。

そういう場合は、

会社を変えないと変わらないこともあります。

ここを分けるだけでも、

「とにかく転職しなきゃ」

という焦りが少し減ります。

「なんとなく残る」も、一つの選択ではある

私は、

今の会社に大きな不満がないなら、

無理に転職する必要はないと思っています。

世の中には、

「迷ったら転職した方がいい」

「若いうちはどんどん環境を変えるべき」

という意見もあります。

でも、

転職すること自体が目的ではありません。

今の会社で、

自分が欲しい経験を積めているなら、

残ることも立派なキャリア選択です。

大事なのは、

残ることではなく、

何も考えずに残り続けること

だと思います。

「なんとなく今の会社にいる」

と、

「考えた結果、今はこの会社にいる」

では、

同じ会社で働いていても、

気持ちはかなり違います。

後者なら、

自分で選んでいます。

会社に残るなら、「何を取りにいくか」を決める

もし、

今すぐ転職しないのであれば、

私は、

この会社にあと一年いることで何を得たいか

を考えてみるのがおすすめです。

たとえば、

一人で案件を回せるようになる。

マネジメントを経験する。

営業で一定の実績をつくる。

専門的なスキルを一つ身につける。

後輩の育成を経験する。

資格を取得する。

何でも構いません。

「あと一年頑張る」

だけだと、

一年後にまた同じところで悩みます。

でも、

「これを経験するために一年いる」

なら、

会社に残る意味が少し明確になります。

会社に居続けることを、

受け身の選択ではなく、

自分のキャリアのために利用する期間

として考えることもできます。

辞める理由より、「次に欲しいもの」を考える

転職を考えるとき、

どうしても、

今の会社の嫌なところを探してしまいます。

給料が低い。

残業が多い。

上司と合わない。

評価されない。

仕事がつまらない。

もちろん、

辞める理由を整理することは大切です。

でも、

それだけだと、

次の会社でも同じ悩みを繰り返す可能性があります。

だから、

もう一つ考えます。

次の環境では、何が欲しいのか。

年収なのか。

成長なのか。

仕事内容なのか。

働く時間なのか。

人間関係なのか。

裁量なのか。

安定なのか。

全部を手に入れられる会社は、

たぶんありません。

だからこそ、

「自分は何を一番大事にするか」

を決める必要があります。

会社を辞めるかどうかより、

こっちの方が大切だったりします。

周りの転職と、自分の転職は別の話

同年代が転職していると、

焦ることがあります。

年収が上がった。

有名企業に入った。

フルリモートになった。

新しい仕事を始めた。

そういう話を聞くと、

「自分も動かないと」

と思う。

でも、

その人が転職したことと、

自分が今転職すべきことには、

本来ほとんど関係がありません。

その人には、

その人のキャリアがあります。

自分には、

自分のキャリアがあります。

周りが転職しているから、

自分も転職する。

周りが今の会社に残っているから、

自分も残る。

どちらも、

自分の人生なのに、

判断基準を外側に渡してしまっています。

キャリアの正解は、他人の動きではなく、自分が何を大切にしたいかで決める。

ここは忘れたくないところです。

私なら、紙に3つだけ書きます

もし今、

「この会社に居続けていいのかな」

と悩んでいるなら、

スマホでも紙でもいいので、

次の3つを書いてみてください。

今、変えたいこと

今の会社にいながら変えられること

会社を変えないと変わらないこと

たとえば、

今変えたいことが、

「残業を減らしたい」

だったとします。

今の会社でも、

仕事の進め方や担当業務、部署を変えることで改善できるなら、

まだ試せることがあります。

でも、

会社全体として長時間労働が当たり前で、

どの部署でも同じなのであれば、

環境を変えることも選択肢になります。

こうやって分けると、

漠然としていた、

「この会社嫌だな」

が、

少し具体的になります。

ただし、耐え続けることを前提にはしなくていい

ここまで、

すぐに辞めなくてもいい、

という話もしてきました。

でも、

だからといって、

どんな環境でも耐え続けるべきという意味ではありません。

明らかなハラスメントがある。

心身への負担が大きい。

安全に働けない。

休むことすら難しい。

生活に支障が出るほど追い詰められている。

そういう場合は、

「もう少し頑張ってから考えよう」

より、

自分を守ることを優先していいと思います。

会社に残るかどうか以前に、

自分が安全に生活できることの方が大切です。

今日、会社を辞めるか決めなくていい

キャリアについて悩み始めると、

早く答えを出したくなります。

「転職する」

「残る」

どちらかを決めれば、

このモヤモヤが終わる気がする。

でも、

今日決めなくても大丈夫です。

まず、

何が嫌なのか。

何を変えたいのか。

今の会社で変えられるのか。

次の環境では何が欲しいのか。

そこを少しずつ考える。

そして、

情報を集める。

転職サイトを見るだけでもいい。

他社の求人を見て、

「自分が欲しいものってこれかも」

と気づくこともあります。

転職活動を始めたからといって、

必ず転職しなければいけないわけでもありません。

外を見た結果、

「今の会社、意外と悪くないな」

と気づくことだってあります。

キャリアについて考えることは、

会社を辞める準備ではありません。

自分がこれからどう働きたいかを、自分で選び直す時間です。

今の会社に残る。

転職する。

どちらを選んでもいい。

ただ、

「なんとなく」で決めるのではなく、

自分で選んだと思える状態にする。

それが一番大切だと思います。


次に読むなら

もし、

「転職したい」と思っているものの、

最近かなり疲れていて、

本当に会社を変えたいのか、ただ今の自分が疲れているだけなのか分からない

という状態なら、

次は、

「転職したいのか、ただ疲れているだけなのか迷ったときに読む記事」(後日公開予定)

へつなげるのがおすすめです。

転職する・しないを決める前に、

まず今の自分の状態を整理するための記事です。

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