みなさんは、日本を代表するプロボクサー・井上尚弥さんの学生・アマチュア時代がどんなものだったのか、気になりませんか?
そこで今回は『井上尚弥の大学など学歴!アマチュア時代の戦績についても調査!』と題して記事をお届けいたします!
この記事を読んでいただければ、以下のようなことが分かるようになっています!
- 井上尚弥さんの学生時代の様子
- 井上尚弥さんのアマチュア時代の成績
最後までぜひ楽しんでご覧ください!
井上尚弥の大学など学歴!
井上尚弥選手は、大橋ボクシングジムに所属するプロボクサーです!
- 生年月日:1993年4月10日
- 出身地:神奈川県座間市
- 血液型:A型
- 身長:165㎝
ではさっそく、井上尚弥さんの大学など学歴を見ていきましょう!
井上尚弥の学歴・・・大学
結論から言いますと、井上尚弥さんは大学には進学されていません。
高校を卒業後は、現在所属している大橋ボクシングジムに所属し、ボクシングに打ち込んでいます。
では、井上尚弥さんが大学に進学せず、ボクシングにすべてをかけることを決意するまでには、どのような変遷があったのでしょうか?
小学校時代から、歴史を辿っていきましょう。
井上尚弥の学歴・・・小学校
井上尚弥さんの出身は、神奈川県座間市です。
神奈川県座間市には、日本の古き良き伝統を感じさせるような建造物や花々などの植物に溢れている素敵な街です。
そんな心地の良い街にある『座間市立栗原小学校』が、井上尚弥さんの母校となる小学校です。
そして井上尚弥さんがボクシングを始めたのは、小学校1年生の時でした。
ボクシングを始めたきっかけは、もともとボクシング選手であった父親・井上真吾さんでした。
とはいえ、決して真吾さんが、井上尚弥さんにボクシングをやるよう勧めたのではありません。
井上尚弥さんは『自ら』ボクシング始めたいと言いました。
井上尚弥さんがボクシングを始めた当時、父親である井上真吾さんは、まだ現役でボクシングをやっていました。
加えて当時の真吾さんは、生活していくための塗装会社での勤務もありました。
ですので、父親から常にボクシングを教わったというわけではなかったようです。
「小学生のころはお父さんも選手で一緒に練習していたので、自分たちのことをずっと見てくれているという感じではなかったです。そのあと別のジムに移ってからも、毎日そんなにきつきつにやっていたわけじゃない。従兄や友だちと一緒にジムに通ってたんですけど、お父さんが来るときは真剣にやって、いないとふざけたりしてました」
引用元:© Bungeishunju Ltd.(https://number.bunshun.jp/articles/-/853443?page=3)
だからこそ真吾さんは、息子にボクシングを教えられる機会を大切にしなければいけないと考えていたのでしょう。
井上尚弥さんは父親の真吾さんに、次のように言われていたそうです。
練習は仕事と思ってやりなさい
当時まだ仕事がどのようなものか分からなかった井上尚弥さん。
しかし父親のボクシングへの真剣さや情熱は伝わっていたのでしょう。
井上尚弥さんは他のスポーツに魅力を感じながらも、最終的にはボクシングを選びました。
「ボクシングをやる流れが、自然に整っている環境にいました。周りには、野球やサッカーをやる友だちがたくさんいて、野球チームから誘われて体験練習に参加したこともありました。でもやっぱり、ボクシングが楽しかった。強くなりたくて始めて、強くなっていくことを少しずつ実感して、ボクシング独特の世界に惹きこまれていきました」
引用元:© Mizuno Corporation(https://jpn.mizuno.com/boxing/interview)
ちなみに、父親である真吾さんのレベルの高い指導の真意を、子どもたちに分かるように伝える役目をしていたのは、母親の井上美穂さんでした。
ちなみに井上尚弥さんは、小学校中学年の時に、ボクシングから気持ちが離れたこともありました。
そうして一時期練習に来なくなった井上尚弥さんに対して、父親は自身がトレーニングする姿を尚弥さんにわざと見せつけたと言います。
その姿を見た井上尚弥さんは、再びボクシングの練習に戻りました。
背中で見せるというのが、父親である井上真吾さんの信念だったのでしょうね。
井上尚弥の学歴・・・中学校
井上尚弥さんは小学校卒業後、『座間市立栗原中学校』に進学しました。
実家には既にボクシングをやる環境が整っていたので、地元に残ったのですね。
中学時代井上尚弥さんは、父親である・井上真吾さんにがっつり指導をしてもらいました。
そしてメキメキとその実力を伸ばし、中学3年生の時に出場した『第1回全国U-15大会』では、見事優勝を飾り、おまけに優秀選手賞も受賞しています。
また、持ち合わせていたフィジカルもピカイチで、50メートルを7秒ちょうどで走り抜けるほどの足の速さだったと言います。
また井上尚弥さんは中学3年生の時、現在所属している大橋ボクシングジムに初めて足を踏み入れたのですが、そこで運命の出会いを果たします。
その出会いの相手は、当時『東洋太平洋チャンピオン』だった八重樫東(やえがしあきら)さんでした!
井上尚弥さんは当時中学3年生ながら、八重樫さんとスパーリングをする機会を得たのでした。
もちろん当時の井上さんと八重樫さんの力の差は圧倒的でしたが、八重樫さんは井上尚弥さんのことを『中学生にしては強い』と素直に評価しました。
このように、当時の井上尚弥さんからすれば憧れの存在だった八重樫さんに実力を認められたことをきっかけに、井上尚弥選手はそれまで以上にボクシングの練習に打ち込むようになるのでした。
井上尚弥の学歴・・・高校
さて、中学卒業間際にモチベーションにさらなる弾みをつけた井上尚弥さんが進学したのは、『神奈川県立新磯高校(現・相模原青陵高校)』でした!
(ちなみにこちらの高校は、2020年に他の高校と統合されたことにより廃校となっています。)
高校生になった井上尚弥さんが初めに練習を積み始めたのは、父親である井上真吾さんが始めたボクシングジムでした。
地元を出ずとも、ボクシングに打ち込める環境が日に日に整っていったのですね。
そんな井上尚弥さんは、高校1年生の時にさっそく結果を残します。
2009年、つまり井上尚弥さんが高校1年生の時に行われた高校選抜大会、青森国体、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の3つすべてで優勝を果たしたのです。
ちなみにこのインターハイでの試合が、井上尚弥さんの中学校、高校の試合の中で一番印象的な大会だったそうです。
また井上尚弥さんは、高校1年時に、八重樫さんに続くもう一人の運命の人と出会います。
それは現在井上尚弥さんの奥さんである咲弥(さや)さんです。
付き合い始めた当時は、練習をさぼることが多くなった井上尚弥さんでしたが、それを注意してくれたのは他でもない咲弥さんだったそうです。
咲弥さんも一緒に居たい気持ちはあったでしょうに、そのような配慮をしてくれるなんて、本気で尚弥さんのことを想っているのが分かりますよね。
愛すべき存在に背中を押された井上尚弥さん。
続く高校2年生の時には、全日本アマチュア選手権で準優勝を飾ります。
このまま日本一をとらんばかりの勢いを持った井上尚弥さんでしたが、その年の全日本選手権である選手に破れました。
それは林田太郎選手でした。
1989年9月9日生まれの林田さんは、井上尚弥さんの4つ年上の選手。
今は現役を引退し、母校である駒澤大学でボクシング部の顧問をされています。
現役引退から約10年が経つ今でも、『井上尚弥に黒星をつけた男』という肩書は大々的に扱われています。
井上尚弥さんが当時から現在までいかにすごい選手なのかが分かりますよね。
そしてこの敗戦は、井上尚弥さんをさらに強くするきっかけになりました。
これ以降井上尚弥さんは、中学3年生の時に初めて足を踏み入れた大橋ボクシングジムに足しげく通うようになります。
そしてやはりそこに居たのは、井上尚弥さんのモチベーションに拍車をかけてくれた八重樫さんでした。
初の手合わせから約2年ぶりのスパーリング。
その当時も八重樫さんは現役バリバリでした。
そんな八重樫さん相手に、井上尚弥さんは自分なりに手応えがある試合ができたと、自信をつけました。
これをきっかけに、井上尚弥さんはさらなる躍進を遂げます。
高校3年生の年に行われたインターハイに加えて、とうとう全日本選手権で王者に輝いたのです。
こうして日本を代表するボクサーとなった井上尚弥選手は、とうとう世界の舞台へと足を踏み入れました。
インドネシア大統領杯では初の国際大会金メダルを獲得し、世界選手権出場の切符も手にしました。
当該世界選手権では、ライト級に出場しベスト16まで勝ち上がりました。
ここまでが、井上尚弥さんの高校卒業までの軌跡です。
井上尚弥のアマチュア時代の戦績!
ここでは、井上尚弥選手のアマチュア時代の戦績をまとめておきます。
井上尚弥さんは、2012年7月にプロテストに合格していますので、それ以前の成績をまとめますね!
小学生時代
- 6年時に全国大会にて、座間市立栗原中学校の選手(2年生)をRSC(プロボクシングにおけるTKO)にて破る。
中学校時代
- 3年時に『第1回全国U-15大会』にて優勝&最優秀選手賞を受賞する。
高校時代
- 1年時に、インターハイ・国体・高校選抜で3冠を達成する。また、アジアユース選手権で銅メダルを獲得する。
- 2年時に、世界ユース選手権でベスト16。インターハイはベスト8。国体は昨年に続き優勝。また、全日本アマチュア選手権にて準優勝を果たす。
- 3年時に、インドネシア大統領杯で金メダルを獲得。世界選手権出場では、フライ級でベスト16。インターハイ、全日本選手権で優勝。技能賞にも選ばれる。(高校生初のアマチュア7冠)
大学時代
- 2012年、アジア選手権にて銀メダルを獲得。
アマチュア時代の通算戦績は、81戦75勝(48KO・RSC)6敗
恐ろしい勝率です。
割合にしておよそ93%です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は『井上尚弥の大学など学歴!アマチュア時代の戦績についても調査!』と題して記事をお届けしました!
最近新たなる挑戦に向けて歩み出している井上尚弥さん。
これからも大活躍できることを願っています!
最後までお読みいただきありがとうございました。!