皆さんは、サザエさんに出てくるカツオがかわいそうと言われているのをご存じですか?
また、サザエさんのアニメ内でのカツオに対するいじめみたいな理不尽エピソードについて知りたくはありませんか?
ということで今回は「サザエさんのカツオがかわいそう?いじめみたいな理不尽エピソードまとめ!」と題して記事をお届けいたします!
ぜひ最後まで楽しんでご覧ください!
サザエさんのカツオがかわいそう?
さて、「サザエさんのカツオがかわいそう?いじめみたいな理不尽エピソードまとめ!」について見ていく前に、まずはサザエさんに関する基本情報について見ていきましょう!
サザエさんに関する基本情報
ここをタップすると、サザエさんの原作漫画の情報が開きます。
「サザエさん」は、長谷川町子さんによって描かれたコミック作品です。
原作コミックは4コマ漫画で、途中連載休止期間はあったものの、1946年4月22日から1974年2月21日まで連載が継続していました。
始めは、福岡の地方新聞「夕刊フクニチ」で連載。
その後、『新夕刊』➡朝日新聞系列の『夕刊朝日新聞』➡『朝日新聞』という流れを経て、全国紙で連載されるようになりました。
そしてのちに、原作漫画は単行本として出版され、皆さんご存じの通りテレビアニメ化もされました。
アニメは現在も放送が継続しており、非常に息の長い人気作品だと言えるでしょう。
そんなサザエさんについて調べていると、「サザエさん カツオ かわいそう」というワードに検索数が集まっていることがわかりました。
一体サザエさんにおいて、カツオがどうかわいそうなのでしょうか?
結論から言いますと、サザエさんにおいてカツオは、まるでいじめかのような理不尽な理由で起こられているが故に、可愛そうと言われていることが分かりました。
これから詳しく説明しましょう。
サザエさん一家における磯野カツオの立ち位置
カツオくんと言えば、主人公であるサザエさんの実の弟であり、非常に元気の良い坊主頭の男の子です👇
#今日のイニシャル服#サザエさん
— 今日のイニシャル服 (@init_appreiller) December 22, 2024
一話目:サザエ:ピンクLTピンク文字、カツオ/黄緑LT白大文字
二話目:タラオ/茶色LT黄色大文字(珍色)カツオ/水色ボタンシャツ赤紫中文字、
三話目:カツオ/紫セーター白文字、
タラオの茶色はなかなか無いね!子供っぽく無い色珍しいです pic.twitter.com/DoI8IsMuwp
そしてカツオはサザエさんの作品において、トラブルメーカー的な立ち位置にいます。
カツオが意図的に様々ないたずらをしてみることもあれば、カツオとしては正しいと思ってやっていても、それが問題のたねとなる場合もあります。
サザエさんという作品の面白さは、カツオが起こすトラブルや行動に起因していると言っても過言ではないでしょう。
ですがこのカツオの日ごろの行動が原因で、磯野家においては「トラブル=カツオが犯人」という思考が定着してしまっているように思われます。
カツオの自業自得と言えばそうなのですが、「流石にこれはカツオがかわいそう…」というエピソード・見方も存在しているようです。
カツオがかわいそう!いじめみたいな理不尽エピソードまとめ!
さてここからは、カツオがあまりにかわいそうないじめ級理不尽エピソードを3つ紹介します。
タイトルやお話の流れが、実際のものと若干異なる可能性がありますが、大筋は一緒です。
あらかじめご了承ください。
カツオがかわいそう?いじめみたいな理不尽エピソード⓵お使いに行っただけなのに…
サザエさんは頻繁にカツオをお使いに行かせます。
カツオは嘆きながらも健気に買い物に行きます。
そんなある日、同じクラスの早川さんに遭遇し、「お使いをするなんてえらい!」と褒められました。
それからというもの、カツオはお使いを積極的に引き受けるようになりました。
理由は「女子にいい顔ができるから」という少しよこしまなものでしたが、サザエはお使いに行ってくれるカツオに感謝します。
しかしある日、早川さんと波平が遭遇。
これがきっかけで波平は、カツオが女の子にいい顔がしたいからお使いにいっていることを知ります。
そしてなんと波平は「人に褒められたいからお使いを引き受けるとは何事だ」と怒鳴りました。
理由はどうであれ、お手伝いをしてくれるのだから良いのでは・・・。
これまたカツオくんがかわいそうです。
>>お使い少年カツオ
カツオがかわいそう?いじめみたいな理不尽エピソード②泥棒扱いされる
ある日、ノリスケさんが「借用書」と書かれたメモを持ってきて、カツオに渡しました。
ノリスケ曰く、カツオに600円を借りたような気がするから一応返しておくと言い、借用書と600円をカツオに渡しました。
ノリスケさんにお金を貸した覚えがなかったカツオは、ノリスケさんがちゃんと思い出すまで使わず、机にしまっておきました。
そんな時、カツオはサザエに頼まれて10円を貸しました。
あまりに素直に貸してくれたカツオに、記念を持つサザエ。
何か隠しているに違いないと考えたサザエは、カツオの机の中を勝手に物色し、例の600円を見つけます。
そして突如始まった家族会議。
ノリスケさんの体裁を守るため、600円はなぜか机に入っていたと嘘の説明をするカツオ。
しかし、カツオが600円という大金を持っているはずがないと考えた波平とサザエは、どこかからカツオが盗んできたのだと決めつけます。
結局、カツオは正直に言うまで飯抜きとの処分を下されました。
結局、ノリスケが事のあらましを全て話し、誤解が解けたカツオ。
しかし、泥棒扱いされるカツオはさすがにかわいそうです。
>>カツオとノリスケ
カツオがかわいそう?いじめみたいな理不尽エピソード③玄関からの出入りを禁止される
ある日の夕方、遅くまで遊んでいたカツオは、普通に玄関から入ると帰りが遅くなったのが家族バレると思い、庭に置いてあったビールケースを足場にして、窓から家の中に入りました。
しかし、すぐにばれてしまい、またもや家庭会議が開催されます。
サザエやフネは波平に、カツオを怒るようにお願いしましたが、波平は「ビールケースを足場にするなんて凄い」とカツオを逆に褒めました。
その日以降、カツオには専用の出入り口があるからという理由で、カツオは玄関の出入りを家族に妨害されるようになります。
カツオの友達が家に訪ねてきたときも、カツオには専用の出入り口があるからという理由で、カツオを玄関から出入りさせませんでした。
あまりの仕打ちに、カツオは泣きながら土下座し、反省するから玄関から出入りさせてほしいとお願いしました。
そんなカツオの様子を見たサザエは「父さんの作戦勝ちね」と一言。
カツオ以外の全員が笑い、お話は終わりました。
カツオを反省させるためだとしても、たちが悪すぎるやり方ではないでしょうか?
カツオくん、さすがに可愛そうです。
>>ぼくだけの非常口
以上が、カツオくんがかわいそうになる、いじめみたいな理不尽エピソードのまとめです。
どうしてカツオはいじめ級の理不尽な対応を受けるのか
ここからは、どうしてカツオがこれほどまでに、いじめ級の理不尽な扱いを受けるのか考察していきます。
理由⓵波平がカツオを長男として厳しく育てようとしているから
カツオは、波平にとって長男にあたります。
マスオさんは同居してくれているので、サザエさんがお嫁に貰われている感はないですが、嫁入りしているので名前は確かに”磯野”ではなく”フグ田サザエ”となっています。
よって、今後”磯野”の苗字を背負うのは、ほぼ間違いなくカツオです。
そんなカツオを立派な大人に育てたいと考えているために、波平はカツオに厳しく当たってしまうのではないでしょうか?
先ほど紹介したお使いの件に関しては、「全を成すのに最初から見返りを求めるな」という波平なりの教訓があったのかもしれせん。
その証拠に、波平がカツオを褒めるシーンもきちんと存在します。
とは言え大抵の場合、褒められたことで調子に乗ったカツオが結局怒られるという展開がお決まりなところはあります。
理由②怒るのが癖になっているから
これも波平さんに関する話になるのですが、波平さんはカツオのことをこれまでに数えきれないほど怒鳴ってきました。
このことから、波平さんにとっては、カツオを怒ることが癖になっているということが考えられます。
それが分かるエピソードを一つご紹介しましょう。
ある日家にいた波平さんの耳に、カツオの部屋からくしゃみの音が繰り返し聞こえてきました。
すると波平さんはカツオの部屋へ出向き、「鼻をかめ」とカツオを怒ります。
しかし実際にくしゃみをしていたのは、カツオではなく遊びに来ていた中島君でした。
これを知った波平は突如起こるのをやめます。
そんな波平にカツオは問いました。
「なんで中島には怒らないのに自分には怒るのか」
波平は答えに詰まってしまいました。
このように波平には、知らず知らずのうちに「カツオが悪いから怒る」のではなく、「カツオだから怒る」ことが癖になってしまっていることが考えられます。
理由③サザエが子供だから
サザエさんとカツオくんはかなりの頻度で喧嘩をします。
もちろん、喧嘩するほど仲が良いという言葉もあるように、2人の素の関係が悪いわけではないと思います。
ですがカツオくんもサザエさんも、どちらも精神年齢が若いので、やられたらその分やり返さないと気が済みません。
だからこそサザエさんは、知らず知らずのうちにカツオくんに対して理不尽な対応をしてしまっているのではないでしょうか?
理由④脚本に問題があるから
一部ではこんな声がきかれました👇
最近は脚本が悪く、カツオを悪者扱いに描いている作品ばかりで腹立たしいのですが、高橋和枝さんが演じたカツオ時代は悪戯もするが小さい子供の面倒は見るし、お年寄りには非常に親切だし、挨拶はキチンとするし、沢山の友達と暗くなるまで元気に外で遊ぶ今時珍しい少年だと感心して見ていました。 最近は兎に角波平に「バッカモ~ン!」を言わせたいが為に、カツオが悪者になっていて褒められるシーンは極端に減りました。 カツオの扱いは、ファンとしては非常に不愉快です。
引用元:©Yahoo Japan(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1295734417)
現在サザエさんの脚本を担当されているのは、雪室俊一さんという方なのですが、この方の書く脚本には賛否両論あるようでう。
もちろん雪室さんを悪者にする気はないですが、雪室さんはカツオを悪者にしがちであるという話があるようですね。
サザエさんは既に長年放送されてきていますので、新たな脚本を書くのも一苦労かと思います。
視聴者からの意見を踏まえた脚本づくりを行っていくのも、非常に大切かもしれませんね。
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ということで今回は「サザエさんのカツオがかわいそう?いじめみたいな理不尽エピソードまとめ!」と題して記事をお届けいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました!