みなさんはじめまして。
バービー人形は、1959年3月にアメリカのマテル社から発売が開始された着せ替え人形です。
その人気は現在でも衰えることなく、世界各地で人気を博しています。
現在までの全世界での販売数は10億体を超えると言われるほどです。
そんなバービー人形に関して、過去にとても悲しい出来事があったのを、皆さんはご存じでしょうか?
それが今回お話する”バービー人形に関する整形の死亡例”です。
今回は「バービー人形に関する整形の死亡例。ケン(彼氏)についても解説。」と題して記事をお届けいたします。
バービー人形に関する整形の死亡例の詳細。
バービー人形の彼氏・ケンについて。
ぜひ最後までご覧ください。
バービー人形に関する整形の死亡例
冒頭で、バービー人形のことについては大方説明しましたので、早速本題である『バービー人形に関する整形の死亡例』についてご紹介いたします。
バービー人形とその彼氏・ケンに憧れた青年
ブラジルに、セルソ・サンテバネスさんという、1人の青年がいました。
彼は人形が大好きな家族の元に生まれたために、人形が棚に所狭しと並んだ環境の中で育ちました。
そして両親は息子のセルソ・サンテバネスさんに『あなたはまるでお人形のよう』と言い聞かせ続けました。
そんな言葉を受けて育ったセルソ・サンテバネスさんの夢は『生ける人形になりたい』というものになっていきました。
特に彼が気に入ったのは、バービー人形の一種であるケンでした。
整形手術に掛けた金額、なんと・・・
『生ける人形になりたい』という夢を持っていたセルソ・サンテバネスさんを整形に目覚めるきっかけとなったのは、彼が16歳の時にモデルコンテストで優勝したことでした。
これをきっかけに、セルソ・サンテバネスさんはさらに自分に磨きをかけるため、そして『生ける人形になりたい』という夢を叶えるため、整形手術を繰り返すようになります。
鼻やあご、胸など体のいたるところにジェルやシリコンを挿入しました。
結果彼は、本物のバービー人形のケンのような容姿を手に入れました。
このために掛けた施術費用は、およそ500万円から600万円だと言われています。
彼は『人間版ケン』と称され、一度テレビのトークショーにも出演し、一躍人気ものになりました。
セルソ・サンテバネスさんの死亡
しかし、夢を叶えてみせたセルソ・サンテバネスさんに悲劇が訪れます。
彼は数年前に、脚に入れたハイドロジェルが原因で起こった感染症の治療のために病院を訪れました。
そしてその際に、がんを発症していることが明らかになったのでした。
これを受けてセルソ・サンテバネスさんは、次のようなコメントを発表されました👇
「人生の新しいサイクルに突入しました。もう美学にこだわっている場合ではありません。最大の問題は健康です。私は健康を取り戻すために闘います」
引用元:(C) Kobunsha Co., Ltd. (https://jisin.jp/international/international-news/1600951/)
ですが2015年半ば、セルソ・サンテバネスさんは肺炎との合併症を引き起こし、亡くなられました。
当時の年齢は20歳でした。
バービー人形になるための整形と死亡の因果関係
この出来事に関して、バービー人形になるための整形と死亡に因果関係があるのかどうかは、はっきりとわかっていないようです。
よって当然ではありますが、『整形=危険』という方程式は成り立たないでしょう。
そしてこのセルソ・サンテバネスさんの「整形を繰り返す」という選択肢に関しては、様々な意見があると思います。
ここで私の個人的な意見を示すのは控えますが、ひとつだけ言えることは『生きるために最後まで病気と闘いぬいたセルソ・サンテバネスさんを尊敬したい』です。
例え病気の理由がなんであろうと、ここは変わらない事実なのではないでしょうか?
以上が、バービー人形に関する整形の死亡例のお話です。
バービー人形のケン(彼氏)について解説
さて、セルソ・サンテバネスさんの憧れた『ケン』というキャラクターですが、設定上はバービーの彼氏です。
ちなみに豆知識ですが、『バービー、ケン』という名前は、バービー人形を取り扱っているアメリカのマテル社を創設したルースハンドラーさんの娘と息子の名前からとっているそうです。
実際は兄弟ですが、商品の設定上は恋人になったわけですね。
また、2023年4月11日には、バービー人形の実写化映画が公開を開始しています。
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「バービー人形に関する整形の死亡例。ケン(彼氏)についても解説。」と題して記事をお届けいたしました。
世界中で多くの人を虜にしているバービー人形ですが、その裏にはこのような悲しい出来事があったことを、教訓として忘れてはなりません。
整形と死亡の因果関係こそ証明されてはいませんが、逆に否定もされていない以上、心に留めておく必要はあると思います。
セルソ・サンテバネスさんが、天国で幸せに暮らされていることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。